東日本大震災アーカイブ

独居世帯に声掛け徹底 浪江町仮設自治会長会 孤独死再発防止へ会議 二本松

 東京電力福島第一原発事故で二本松市に避難している浪江町の仮設住宅の男性が4月に孤独死した問題を受け、仮設住宅の自治会長会は7日、市内の浪江町役場で再発防止に向けた会議を開いた。独居世帯への声掛けを徹底することなどを申し合わせた。
 熊川勝自治会長会長(塩沢農村広場仮設住宅自治会長)や二本松署生活安全課の北和幸生活安全少年係長ら16人が出席した。会議で、孤独死する人が周囲との交流を避ける傾向にあることを確認した。今後は自治会と町、町社会福祉協議会、警察が一体となって見回りなどを強化する方針。

カテゴリー:原発事故関連死